実は、renくんの入団と同時に野球コーチになっちゃって以来1年経ちましたが、最近ようやくバッティング指導のエッセンスを掴むことができた気がしてます・・・
・・・って、ずいぶんと大きくでましたが、あたしはテニスでプロ志望のジュニア達を指導しているころから自分が指導する上でこの「エッセンス」を見つけることを最重要視していました。
「エッセンス」ってどういうことでしょう?
いろいろな考えがあると思いますが、あたしがエッセンスという場合は・・・
「ボールのインパクト周辺で必須の最小動作」
という意味で使います。
そして、その技術は同時に・・・
「そこさえちゃんとできれば、あとは個性!」
と言えるキモの動作であり、
「選手が迷ったとき、崩れたときに必ず戻るってくるべき基本動作」
だと考えています。
さらに言うと・・・
「スィング指導の基準となる技術」
でもある訳です。
つまり、この動きを実現するためにグリップや構えやテイクバック・ステップが存在し、このエッセンスの動きによってフォローの動きができてくるという・・・逆に言うとこれがないと確固たる指導ができないということなんですな。
あたしが考えるバッティングのエッセンスとなる動作は、
「トップからインパクトまでの『トップハンド』の動かし方」
です。
通常は、ボトムハンドを重視するのかもしれませんが、あたしの場合テニスをやっていた影響か、自分自身がスィングを理解するのに右腕(右利きなので)の動きの方が理解しやすいということと、最近のスィング分類ではトップハンドの使い方が独立したカテゴリとなっているようなので・・・
<「メジャーの打法」より引用>
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分類法
4つの型
打法を以下のように分類する。
Ⅰ型 BHで引く B・ルース T・ウィリアムズ
Ⅱ型 THで引く B・ボンズ A・プホルス
Ⅲ型 THで押す A-ロッド M・マグワイア
Ⅳ型 両手で引く T・カッブ イチロー
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http://www.geocities.jp/tokyomarlin/part1.html
・・・あたし的にはトップハンドの動きで指導を組み立てることとしました。
もちろん前回の「肘抜き」がその第1段階ということですね。
つまり、テイクバックで上げたトップハンドの肘を一気にヘソの前まで絞込む「肘抜き」とそれに続く腕の使い方が最大のキモであると考えている訳です。
ところで、テニスでもゴルフでも、はたまた長いものを持ってスィングするスポーツは共通してるのかもしれませんが、ほとんどの初心者は「腕の動かし方」を勘違いしている場合が多くないですか?
テニスの場合は、ほとんどの初心者が腕を振り子のように使ってラケットを振ろうとしてホームランしたり、空振りしたりします。
プロの試合を見ると大きくラケットを振り回しているように見えますが、実は見た目とは違って(フォアハンドの場合)ラケットを持った腕はテイクバックの時点でインパクトの位置にラケットを用意して体をねじり、ねじり戻すだけで打てるようになります。この場合、腕はほとんど動かさないイメージです。
そして、スィングをどれだけ大きくできるか、スィングの角度をどのようにとってボールにどのような回転をかけるかという諸々はプレイヤーの個性ということになります。
また、ゴルフスィングの場合「丸」とか「振り子」などのイメージが強いですね。また、「スィングプレーン」という固定されたガラス板のイメージも強い。
でも、これらのイメージがゴルフスィングの習得を難しくしているとあたしは思っています。駅のホームで傘でスィングしたり、軽くシャドウスィングをしてみたり・・・の様子を見ていると、左右対称の振り子スィングをしている方がほとんどじゃないかなぁー。
あたしは、ゴルフで初心者が自然とスィングプレーン上を振るスィングを習得するためには、
「体の右上に立てたクラブで『袈裟懸けの大根切り』」
というイメージがベターと思っています。(ちなみにあたしのゴルフのバイブルは橘田規プロ・高松志門プロの「非力のゴルフ」および「水平打法」に関わる一連の著書です。)
実際に初めてゴルフをやる人にこの方法(詳細は余裕があったら書くかもしれないけど・・・)を試してもらうと違和感なくきれいな軌道でスィングができ、初心者にありがちなバナナスライスになりにくいです。そして、あたし自身もとんでもないスライサーだったのが、この方法で「一発で!」本当に「一発で!」ストレート球が打てるようになりました。
これ、恐るべき打法だと思います。通常によくあるレッスン書には絶対に書いてないことばかり書いてます。もちろん、「確実に打てる」とか「飛ぶ」とかの段階になるには練習が必要ですよ!
でも、この方法はスィングが非常にシンプルなので一度覚えると長い間練習してなくてもスィングの仕方を忘れにくいという特徴もあります。
それでは、バッティングの「エッセンス」の第2段階とは?!
それはまた次回ということで・・・(をいをい)
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