2007年7月17日火曜日

バッティングの構え1

これは、最近まで悩んでいました。
悩んだ結果今は、「肩に担ぐ」を一押しにしています。

最初は、よく言う「傘を差すように」自然にバットを立てて持つのが良いのでは?と思っていました。
でも、自分がこれでやるとなんかバットがグラつくんですよ。
多分リキんじゃってるんだと思うんだけど、どーも楽に構えられない。

さらに、高く構えないとパワーがないかなぁなどと思って頭の高さまで上げたりしてはみたものの、バットが波打つ感じでうまく振れない、なんてこともあって・・・
で、自分はホームランをかっ飛ばすようなタイプではない(っつーか当んない)というのもあって、とりあえず一度バットを肩の上に担いでから上に持ち上げるようにした。

うちのチームの監督はバッティングの指導が上手く、指導された子は確実に当りがよくなるのだけど、その監督がこのやり方で指導しているんですね。
まだ振れてない子は肩に担いだまま打たせ、振れてくると肩から徐々に上に上げるようにさせる。

残念ながら、バイブルのMFTには構え方の解説は特になく、いきなりトップの解説になってしまうんですね。
あんまり気にしなくていいんだろうか?

・・・で、とにかく監督が振れてない子にさせるように肩に担ぐのを試してみたのでした。

2007年7月9日月曜日

スイングって・・・

グリップは厚いグリップで行こうと改めて決めました。

「でも、その後のスイングは?」

さっそく分からない・・・

本屋で見た入門書もいまいちピンとこなかったので買ってないし。そんなら、やっぱネットでしょ!

・・・って訳でネットで検索してみたら「MFT」というサイトを発見。
http://www.mft.jp

あの読売巨人軍にもいたレジースミスがアメリカでやっているアカデミーのカリキュラムをサイト上で公開しているというではありませんか!!

見てみると・・・・おおおお、分かりやすいカリキュラムが山盛りだー!。
メインメニューは、「HOME/基本/投げる/打つ/守る/スクール/コンディション/より道/ショッピング」と分かれている。
「ベースボールクリニック」という雑誌にも同じ内容を連載しているようで、ざっと見ただけでも、野球の動きを習得するためにあらゆる練習をドリル化していることが良く分かる。

「こりゃスゴイ!!!!!」

テニスを教えていた経験から、口で指導するのと練習を有効なドリルに仕立てる場合で効果が全く違ってくることを知っているので、まさに願ったり叶ったりのページにいきなり巡り合うことができた感じ。

さらに指導内容で特徴的なのは、例えばバッティングの場合「肩からコンパクトに振り下ろす」なんて抽象的なことは書いてなくて、トップから右肘を直接ヘソのところへ素早く持ってくる、このとき肘が体の近くを通ることでバットが最短距離を動くと解説してあった。


<原典:MFT http://www.mft.jp/batting_swing.htm

「おおおおお、やっぱり右ひじの絞り込みが重要なんだ!!」

この前のバッセン以来感じていた疑問を見事に解決してくれた。
他のページを見ても、ひとつひとつのドリルの役割や狙いが明確で、何を習得するために何をするのかが非常に明快。しかも、全体を通して教えている項目自体が割合少なく、低学年で初めて野球をやる子供達に基本として教えるのにとても適した内容だと感じたのです。

しばらくはこれをバイブルにすることにしました。

2007年7月8日日曜日

グリップって・・・3

子供達に教えるグリップは「厚いグリップ」と決めましたが、本当に大丈夫?
やっぱ確認しないとね・・・またもやバッセンに行ってみました。

うちから一番近いバッセンは、車で15分くらい。テレビゲーム(昔インベーダーゲームをやってたヤツ!)が置いてあったり、なかなかに昔懐かしい雰囲気。

でも、今回は別な場所。家からは車で30分以上かかるけど、郊外型のショッピングモールの中にスポーツ用品店などと一緒にあって、ジャイアンツのピッチャー(桑田!入来なども!)が映像で投げてくれるタイプのバッセン。
ここは、屋内のゲームセンターと併設、お金はカード式で金額によってボールの単価が変わる方式。もちろんrenくんのためという建前で来てますので、あたしが打てるのは1回だけだろう。

「じゃあ、パパにも1回やらせてねー。」

なんて言いながら、この前スカスカ空振りしたのと同じ80kmにカードを投入。
グリップを入念にチェック!よしっ!

1球目振る! 「キンッ」オッ、この前とは感じがぜんぜん違う
2球目振る! 「カキン!」ちょっと振り遅れたけどセカンド方向にライナー、いい感じ
3球目松井選手のインパクト写真を思い出しながら振る! 「バキーン!!」センター返しのライナー!!
ウーンこりゃーいいぞ!それから全部で20球。スカが多いけど、かなりいい感触の当りがある。

「グリップが違うだけで当りが違う!」

正直驚きでした。小学校と中学校しか野球やってないけど、こんないい当りをしたのは本当に初めてだったのだ。ただ、いい当たりをしてもどれもライナー性で高く上がらない。
でもまあ、グリップを変えたばかりにしてはいい感じと納得していい気分で帰ってきた。

スイングに関して、バッティングは左で引けとどの本にも書いてあるけど、あたしの場合はテニスをやっていた関係かどうしても右手で打つ感覚の方が分かりやすい。

インパクトのイメージ(インパクトの瞬間の目で見える風景かな・・)としては、テニスの厚いグリップでのフォアハンドと良く似ていた。
また、スイング軌道のイメージは振り始めはバットヘッドを半円形に落としながらインパクト直前からはボールが飛んできた軌道をなぞるようにスイングしてみた。
あたしのテニスのフォアハンドのスイングイメージに近い。

でも、中学くらいからもっているもうひとつの疑問

「なんかスイングが波打つ感じ」

がまだある。だいぶリキんでいるのも自分でよく分かるし・・・

スイングを安定させるには左脇を締めろと良くいうけど自分の感覚的には、右脇を固めてバットがぶれないようにしたい感じがする。

まだまだ練習しないと・・・

グリップって・・・2

早速本屋さんを巡り歩き、野球の入門書を探してみる。
小学校のとき以来かなぁ、入門書なんて・・・

「おおっ!」

今どきの野球入門書にはグリップについて、ボトムハンドの第一関節と第二関節の間くらいにトップハンドの第二関節を合わせると書いてあるじゃぁないですか!

【ぞうきんを絞る要領で両手の第二関節を揃える・・・】なんて書いてない!!

そして、インパクトの瞬間はヘソがピッチャーの方向を向いていることと書いてある。

そーか、思ったとおりじゃないか!
この方がインパクトの瞬間、トップハンドの手首から肘までがバットと90度になってボールの衝撃に対して強いわけだよな、ウン・・・なんて立ち読みしながら(!)納得したのです。

テニスの場合、高貴な遊びや社交のためのスポーツだったころ(つまり激しいボールで相手を打ち負かすなんてお下品なことをしなかったころ)は、薄いグリップで低い打点からボールを運ぶように打っていたのです。

<原典:茨城県教育委員会HPいばらきの教育>

そして、競技スポーツの要素が強くなってくるに従い、強い球・速い球を打つ必要からだんだんグリップが厚くなって打点も高くなり、さらに、用具の進化がこの傾向をさらに強くしている側面があります。

<原典:茨城県教育委員会HPいばらきの教育>

まあ、いずれにしても「腕からラケットに対して力を効率的に伝える」ためにグリップは厚くなってきた歴史があるのですね。

ゴルフもグリップについて歴史的な変遷がありますよね。
ヒッコリーシャフト時代は厚いグリップ
スチールシャフトになってフックが掛かりすぎるのでスクエア(今でいうウィーク)グリップになり、
新素材シャフトと大型ヘッド時代になって曲がりが少なくなり、より安全に・より遠くに飛ばすことができるようになってくるに従い、スクエアグリップがフック気味になってきた・・・
(下図 左⇒中⇒右:ウィーク⇒スクエア⇒フック)

<原典:内藤雄士の世界最新スイング>

すると「遠くに飛ばす」って考えると、野球のグリップも厚いほうが良いのでは・・・ということは想像できる訳ですね。


そこで、子供に教えるグリップに関してはこの「厚いグリップ」で行こうと意気揚々と帰宅したのでした。(本は買わないのかよ!)


でもしばらくあとに「星野理論」にぶつかり、以来いまだに悩んでいるのですが・・・

2007年7月7日土曜日

グリップって・・・1

コーチになっちゃったけど、野球は分からん!何からお勉強しようか・・・


そこで、とりあえず自分がもっていた疑問?悩み?

「どうやったら打てるんだろう?」

実はあたしは、野球で気持ちよく打てた記憶がほとんどない。(をいをい)



renくんをつれて20年以上ぶりにバッセン行って見たとき、自分の記憶に従い・・・


<バッティング>

  ・グリップは両手の第二関節が揃うように絞って握る。     
     ⇒テニスで言うコンチネンタル(薄い)グリップ

<原典:茨城県教育委員会HPいばらきの教育>

     ⇒ゴルフなら昔のウィークグリップ(下図左端)

<原典:内藤雄士の世界最新スイング>

  ・構えたところから斜め下に振り下ろす
     ⇒大根切りですわねコリャ。


これに気をつけて打ったらボールスピード「80km」なのにカラ振り、カスリ、ボテボテばかり・・・(トホホ)
ウーン、でもこれって当たり前ですよねーーー。

しかし、この時はなぜまともにあたらないのか分からなかった・・・。


renくんのほうが当たりが良かったリする(アセアセ)。
renくんは生まれつきボールの扱いがうまいんです、あたしと違って・・・
テニスやらせても、カラーバットで打たせてもアッパー気味のスイングでスカンスカン気持ちよく打ちます。

ところが!!ある日、大変なことに気づいたのです。
renくんのために買ってあげた週刊ベースボールの広告にイチロー選手のインパクト写真が・・・
(下の写真は別のものです)

「あれ、グリップが『厚い』?」

<原典:旺文社刊「イチロー2」>

さらに松井選手のインパクト写真が・・・

「あ、グリップが『厚い』!」

<原典:学習研究社刊「松井秀喜メジャー物語」>

そう、2人のグリップはインパクトの瞬間、トップハンドは空を、ボトムハンドは地面を向いていたのです。2人ともテニスでいう「ウェスタン(厚い)グリップ」、ゴルフでいう「フックグリップ」で打っているではありませんか。

<原典:茨城県教育委員会HPいばらきの教育>

これには驚きました。(2人のグリップは違うとおっしゃるかと思いますが、あたしのレベル的には同じなのです。)
自分が覚えている握り方とは違う!
でもテニス的に考えると打ちやすそう・・・
でもそれなら体は正面(ピッチャー方向)に向けないとイカンのでは・・・

テーマがきまれば調べやすい!まずは、バッティングをテーマにお勉強開始だーーー!

2007年7月6日金曜日

さてさて・・・

さてさて、あたしの野球経験はと言えば、

 1.小学校5・6年のとき勝手に作ったチームで好き勝手にやってた
 2.田舎中学の野球部でレギュラーにもなれなかった・・・

こんだけーーー  どんだけーーー!!!

ただ・・ドヘタだけど野球は巨人大好き!長嶋大好き!(引退試合では涙を流し、「燃える男のバラード」という長嶋物語のLP(!)を持ってました)

「燃える男のバラード」


そこでまず、自分を振り返ってみた 
  ⇒野球の技術について覚えてることと言えば・・・

<バッティング>
  ・グリップは両手の第二関節が揃うように絞って握る
  ・構えたところから斜め下に振り下ろす

<守備>
  ・両手で取る
  ・腰を落とす
  ・ショートバウンドは体で止める(こわくてできなかったけど・・)

<ピッチング>
  ・????

<キャッチャー>
  ・こわくて目をつぶってた・・・


うーむ、これで何を教えるんだぁ?
・・・でも、礼儀とかあいさつとか声を出すとかの指導・・・だけではがまんできないタイプなのよねーー。

一応テニスではプロを目指す子供たちをコーチしてたこともあって、技術的なことを体系だてて教えてあげたい・・って気持ちがあるのです。

となれば調べるしかないでしょ!
・・って訳でいろいろ(そんなでもないけど)勉強したこと、今勉強していることどもをつらつらと書きつづっていこうと思います。

2007年7月5日木曜日

少年野球コーチ事始め

そもそも野球経験もたいしてない「あたし」がコーチになっちゃったのは去年のことでした・・・


2006年7月 小学校2年生の息子renくんが自分が通う小学校の少年野球チームに入部しました。

ヤッターーー!!

renくんは年中さんから始めたサッカーをまだやってたけど、もともと野球好きだったあたしのほうがいまいちサッカーになじめなくて、どっちかと言えば野球をやらせたいと思っていたのでした。

renくんは、一度東京ドームで新庄選手(当時は日ハム)のプレーを見てからなんとなくプロ野球に興味をもってたところにおじいちゃん・おばあちゃんから「プロスピ2」をクリスマスプレゼントでもらい、あっという間に1軍選手の名前を憶え、イ・スンヨプやオガサワラのフォームのものまねをし、2軍選手の名前も制覇し・・・頭のなかは完全に野球モードーーって時、ダメ押しは

「王ジャパンWBC世界一!!」

これで完全に火がつきました。

6月にくだんのチームの1日体験入部があり、「けってーい」でした。
ついでにあたしもチームのバーベキューで出会った、サッカーとは明らかに雰囲気の違う「いにしえのおっさん達」(失礼!もちろんコーチ陣)に一瞬でなじみ、コーチになっちゃったのでした。


あらあら・・・さてどうなることやら。生まれてはじめてのブログのはじまりはじまり・・・